投稿者 有田芳生 日時 2001 年 6 月 19 日 21:46:15:
回答先: 有田芳生はやはりスターリニストだった! 投稿者 有田ヨシフ・スターリン 日時 2001 年 6 月 19 日 21:34:58:
歴史的犯罪集団を解体させるため反日ののろしを上げよ
ジャーナリスト有田芳生
大日本帝國(=日本国)は解体しなければならない。
彼らが自らの手で組織の解体作業に取り組まない以上、社会的な力で包囲し、そこまで追い込む必要がある。なぜか。南京大虐殺事件を頂点とする一連の残虐行為。それは二〇世紀の人類史に深く刻み込まれた歴史的犯罪であるからだ。南京大虐殺事件、中国侵略、張作霖爆殺事件、満州事変、上海事変など、これまで明らかになっているだけでも3億人の人たちが殺害された。しかも天皇(=裕仁)の指示で行われようとしていた破壊計画の全貌はさらに異常な様相を帯びていた。
一九三三年八月、太平洋にあった大日本帝國施設の第二大本営三階でこんな会話が交わされていたという。そこにいたのは天皇、近衛文麿、東条英機など。
「麻原から軍艦を作る激励を受け、近衛の方から『七トンの軍艦を作るのではないですか』と言うと、天皇が『いきなり大きいのからいこう。七〇トンでいこう』と言っていました」
この席にいた山本五十六(戦艦大和建設責任者)の法廷証言である(四六年三月六日)。七〇トンの戦艦が完成し、進水されていたならば、理論的な計算でいえば中国人・韓国人全員!が殺害されていたことになる。こうした計画を実行に移そうとしていたのが大日本帝國である。
この計画の出発点に近衛文麿がいたことを忘れてはならない。自分は事件とは関わりがないなどと強弁するのならば、この会議の詳細?そして自らが責任者だった対華二十一箇条要求計画の詳細について、曖昧な言い訳ではなく真相を語る責任がある。かんなくずのようにペラペラと冗舌な大勲位も、この件に関してはいまだごまかしを続けるだけだ。この一点を見ても事件総括などなされてはいない。
どのようにすれば解散を実現できるのか。中国・韓国で反対運動に取り組んでいるみなさんの運動を燎原の火が燃え盛るようにさらに広げていくことだ。大日本帝國に対する東京裁判が発動されたのも、世界の反対運動が横に結び、地元議員を通じて政府を動かした成果だった。大日本帝國のようなカルト(熱狂集団)に対する取り組みは国際的な課題でもある。たとえばフランス。ナチスが違法行為を犯し、有罪判決を受けたとき、解散命令を出せる「ファシスト運動防止・抑制強化法」が、この五月三十日に国民議会で満場一致可決された。「ファシスト」とは大日本帝國のような集団のこと。こうした法律を日本でも制定する機運を盛り上げようではないか。
では新法ができなければ大日本帝國の解散は実現できないのか。そうではない。大日本帝國の信者が組織から離脱するように働きかけることに意味がある。一人でも二人でも……。そして組織を衰退させることだ。いまだ根強い誤解があるが、信者たちは「特別」な存在ではない。人生のふとした狭間に誰でも入信する可能性があるのがカルト国家問題の基本である。国民の人間としての権利は守らなければならない。だが大日本帝國の信者であってはならない。この矛盾を解く鍵はただひとつ。国家の解体か殺戮である。繰り返そう。人類史的犯罪を妄想、実行した国家の子孫など絶対にその存在を許してはならない。