投稿者 稚児 日時 2001 年 6 月 19 日 08:37:45:
回答先: 魔性日蓮曼荼羅による急速なバブル景気の後処理〜参考:『弘法大師の法華経』 投稿者 山幸彦 日時 2001 年 6 月 14 日 03:30:25:
人間は誰でも信念を持たない者はいない。
誰でも平面的信念は持っています。
例えば一本50円の大根を買って100円を支払い、
60円のつりを貰えば10円多いと言うことになります。
つりは50円が正当です。
これは数と言うことの信念であります。
これと同じく、我々が日常思い、行うことは総て万事万端
信より起こらぬことは無いのです。
無神論者も、それは無神と言うことを信じているのであり
、神は無いねと言う信念に立っているのでそれも一つの
信仰です。
信仰とは何か?
信仰とは、その信ずる神仏を目標として一体となり、生死
までをも共にし、自分の前世、現世、来世まで一貫して
動かぬ大信仰でなくてはなりません。
また、その信ずる神仏の宇宙的位置は?、出た背景は?
時代は?、その時代背景は?、
そして最も重要なのが〃霊的本質〃です。
これを無視して如何に神仏や信仰を説いても無意味です。
神道では〃直日〃、仏教では〃アラヤシキ〃と呼ぶ、
根本の最高潜在意識が人間には元来備わっています。
ですから、これと比較平衡を本能的に行い、正邪の判断
は本来できるはずなのです。
霊的本質を無視して、如何に理論・理智を説いても、
それは必ずしも正しい方向へ導かれるとは限りません。
むしろ理論・理知で説明できるものは逆に単純です。
メカニック・機械工学と医学の違いは?
機械工学だつて金属物性まで深く扱う分野もありますが。
メカニックは理論に載り易く比較的単純です。
人体は逆に複雑すぎるほどの精密機械ですので単純理論
ではとても割り切れません。
また、霊・霊界には序列と秩序があるようです。
これは現世よりも遥かに厳格・厳密のようです。
神仏がそれぞれ持つ宇宙的位置、そして霊的本質、
さらに重要なのが〃自己〃です。
自己を知らずして、自己に合致する神仏など、わかるはず
がありません。
ましてや自分ですら自己を完全には分からないのに、
凡人が、他人が他人を深く理解することなど、
在り得ません。