投稿者 一本よこせ(藁 日時 2001 年 6 月 15 日 16:35:08:
伏魔殿のワイン代は3年間で3千万円
“伏魔殿”のワイン代は3年で3000万円−。外務省は14日、市民団体からの情報公開請求を受け、同省官房が平
成9−11年度に購入したワインの代金についての会計文書を公開した。
それによると、この3年間で購入されたワインは計4487本で、総額約3000万円。すべてフランス産で最も高額
なものはボルドー産の最高級ワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト(89年)」(6万5800円)で、6万円
を超えるものは24本もあった。費目は「機密費」ではなく「招へい外国人滞在費」となっていた。
河野洋平前外相は3月、国会で「1本数万円、中には十数万円もするワインを外務省が買っているというのは全く事実
に反する」と答弁していたが、それこそ“全く事実に反して”いたようだ。購入したワインはすべて飯倉公館(東京・麻
布台)のワイン貯蔵庫に保管されているが、このセラーには常時約2万本のワインがあるという。
開示請求したNPOの「情報公開クリアリングハウス」(東京都新宿区)の奥津茂樹理事は、購入時期が3月や12月
に集中していることについて「予算を使いきるため」と指摘している。
どうやら外務省の予算とは、水面下でじっくり熟成させるものらしい。