投稿者 稚児大師 日時 2001 年 6 月 15 日 08:12:52:
回答先: 魔性日蓮曼荼羅による急速なバブル景気の後処理〜参考:『弘法大師の法華経』 投稿者 山幸彦 日時 2001 年 6 月 14 日 03:30:25:
〜 知られていない本当の法華経の修法 〜
昔から天台宗に優れた学僧が多いのは事実である。
天台も真言も教理を説くことは同じだが、「法華経」
には密教の三密の行が説かれていないので「大日経」
の方が優れている、と天台の慈覚大師は説いた。
悟り、だけの理体は法華経でも華厳経でも説かれて
いるが、これらを実行するための三密加持が無い。
三密加持とは法身説法の中に属し、法身説法とは、
仏の姿・相を自ら体現(具体的には印を組み仏の姿
となる)し、口にサンスクリツト真言、意思は仏の
観想をしている状態である。つまり身・口・意であ
る。
つまり三密加持と言う〃実行の無い〃、理体だけの
顕経の経典のみでは結果は生まれないのである。
◎鳩摩羅訳などの顕経の法華経は、修法の定義が
述べられておらず、単に悟りの理体のみを述べた
ものである。
◎法華経の密教儀軌経典の
「成就妙法蓮華経王綸伽観智儀軌」、と、
「法華曼荼羅威儀形色法経」、
弘法大師の真言法華経注釈書である、
「法華経開題」
などの密教書によってのみ、法華経の具体的修法、
定義、曼荼羅作成方法、が説かれているようで、
本来は、これら密教の修法で結果が現れるようで
ある。
「弘法大師の法華経」より、