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投稿者 ずっこけ善財童子 日時 2001 年 6 月 12 日 23:30:34:
回答先: 日蓮曼荼羅の問題点 投稿者 山幸彦 日時 2001 年 6 月 07 日 13:32:31:
>日本古神道の霊能者達の間では、
>『日蓮上人は、おかしな曼荼羅を作ったので、
>罰として、地獄で、釜焚きをさせられたいる！』
>と言われている。
お釈迦さまはそういった迷信的な考えをなさいません。
また、日蓮聖人は現証ということを重要視なさいました。
牧口常三郎師もそれに基づいて「成仏したか否かはその人の臨終と
死相を見れば判る」言っていたようです。
以下の高僧の臨終の相を比較検討されたし。
【日蓮大聖人1222〜1282】
すべての遺誡を終えられた大聖人は安置してあった釈尊の立像仏を
退けられ、御自身の魂たる大曼荼羅の御本尊を掛けさせられた。
池上の館に集まった四条金吾・富木常忍・南条時光 太田乗明等の
多くの弟子檀那は御臨終を見守る悲しみのうちにも、御本尊の前に
声を和して厳粛に読経を始めました。
末法救済の大導師・日蓮大聖人は末代不滅の大白法を確立され、この荘厳な
読経唱題のうちに61歳を一期とし、安祥として入滅なされた。
この時、突如として大地が震動し、本仏の非滅現滅を表わしました。
【日寛上人 1665〜1726】（大石寺第二十六世）
1726（享保11）年、公儀へ年賀のため江戸へ向かい縁の常在寺で信徒の要望に応え観心本尊抄を講義し、
満了の日に羅什の遺言の例に習って“自身の臨終の時には蕎麦を食べて一声大いに笑い、唱題して死ぬであ
ろうから”その通りなら私の説いた一文一句も疑惑を生じてはならないと予言しました。
8月16日「いよいよ暇乞いにまかろう」と言って法衣を着し、駕篭に乗って本道に詣で誦経唱題し、
次いで廟所に参詣して日宥上人の隠居所・学寮に寄りました。
夜になって大曼陀羅を掛け香華と灯明を捧げ、侍者に向かって種々の用心を教え、最後に末期の
一偈一首を認めました。
『本有の水風、凡聖常に同じ、境智互いに薫じ、朗然として終わりに臨む』
『末の世に 咲くは色香は 及ばねど 種は昔にして 替らざりけり』
書き終わって「蕎麦を作って貰いたい。冥途の出立によかろう。」と語り、七箸食して
「あゝ面白や、寂光の都は」と言い大曼陀羅に向かい一心に合掌して題目を唱え、
半眼半口して眠るように円寂しました。
【空海 774〜835】
天性才機縦横で、その教理組織は材料を多方面から収集して、『十住心論』『秘蔵宝鑰(しゃく) 二教論』
等を作り、正当仏教を歪曲しました。上下の帰依を一身に集めた最澄の上に出ようとする空海の野心は、大
日経を第一とし法華経を曲げて第三戯論であると排斥しました。大日如来を本尊に立てて、教主釈尊を・無
明の辺域・に追いやり、法華経の一念三千を盗んで自宗の教えとしたのです。
また、文学・芸術などの方面にも非凡の才能を発揮して、最澄の滅後は殆ど天下を風靡しました。晩年は
831年に上に奉った上表に「悪蒼体に起って吉相根せず」と苦しんでいます。
※ちなみに、真言宗に帰依している家系は、養子縁組が多いそうです。
つまり、子孫が繁栄しない。まさに亡国の教えと言えましょう。
あるいは、長男にうそつきなどの人格障害者が多いとも言われています。
これは、空海が法華経を大日経よりも劣るという嘘をついたことが
関係しているのでしょう。
※私も法華経について最近勉強をはじめたばかりなのでよく分からないので、
次のホームページをお読みになると、法華経のことが少し見えてくるのでは
ないかと思います。
六道輪廻
天上界（歓喜）、修羅界（争い）、畜生界（愚痴）、地獄界（瞋恚）、餓鬼界（貪欲）、人間界（平正）
一念三千について
人間の心の中には、佛の境地へ入る可能性を内在しており、逆に地獄へ
落ちる可能性も内在している。人間の心の持ち方一つで三千の世界が
開けてくるということ。
十界互具
すべての人の心の中には、凡夫の六界（地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、
人間界、天上界）と聖者の四界(声聞界、縁覚界、菩薩界、佛界）が具わって
おり、さらにそれら十界にいる人々の心の中にも十界の心のあらわれが
備わっている。
十界の人々の心の中に十界がある。
10×10=100、百の心の世界が現れる。
百界千如
十界互具で示された百の心の世界が十如是によって、それぞれ十の方面へと
はたらいていく。100×10＝1000、千の心のはたらきが現れる。
一念三千
百界千如による千の心のはたらきが三世間（五陰世間、衆生世間、国土世間）
に同じように生じる。 1000×3=3000、よって、心の持ち方一つで三千の
心のはたらきが生じてくる。
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