投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 6 月 02 日 01:19:22:
よく食べるとリスク減
サケやニシン、サバなど脂がよくのった魚をたくさん食べている人は、ほとんど食べない人と比べ、前立せんがんになる危険性が半分以下になる。スウェーデンのカロリンスカ医科大が30年にわたる長期調査をもとに、こんな論文をまとめた。2日付の英医学誌ランセットに掲載される。
研究チームは、スウェーデン国内の男性6272人の健康状態を67年から30年間、追跡した。466人が前立せんがんと診断され、うち340人が死亡した。
調査では、対象者全体を「魚を食べない・ほとんど食べない」「少し食べる」「適度に食べる」「たくさん食べる」の4グループに分けて、喫煙の有無、飲酒量などにも勘案し、魚の摂取量の影響のみを計算した。
「適度に分ける」「たくさん食べる」がこのがんになる危険性は、「食べない・ほとんど食べない」の2分の1から3分の1だったという。
魚の脂は、エイコサペンタエン酸(EPA)と呼ばれる脂肪酸を多く含む。「この脂肪酸に、がんの増殖を抑える働きがあることは、実験室レベルなどの研究で推定されていた。今回の調査でそれを確かめた」と研究チームは言っている。
[朝日夕刊6/1]
★コメント
ご参考までに。
同様の御利益が女性にも期待できるかも知れない。