(記事)次世代「光メモリー」DVDの2500倍実現
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投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 5 月 19 日 02:01:03:
1立方cmに8テラビット記憶 セントラル硝子と京大
【京都】セントラル硝子と京都大学大学院工学研究科の平尾一之教授は共同で、1立方センチメートルのガラスに8テラビット(1テラは1兆)の情報を記憶できる超大容量光メモリーの開発にめどをつけた。ガラスにフェムト秒という短い時間のレーザー(用語参照)を照射することで希土類元素の価数を変化させるというユニークなメモリー構造で、特定波長の発光の有無でデータを記憶する。屈折率差で信号を読みとるメモリーに比べ読みとり精度が高く、読みとり速度も早いため、次世代メモリーとして実用化が期待される。 |
セントラル硝子と京大のグループは希土類元素であるサマリウムを混ぜたガラスにフェムト秒レーザーを集光照射したところ、ガラス中に3価の状態で存在するサマリウムイオンが2価に変化することを突き止めた。3価の部分は透明だが、2価に変化した部分からは波長680ナノ(1ナノは10億分の1)メートルの発光の有るなしを読みとることでメモリーとして使用できる。
レーザーによって2価に変化する部分の直径は約400ナノメートル。前後、左右、上下に100ナノメートル間隔でドットとして形成すれば、1立方センチメートルに8テラビットの情報が記憶可能。これはDVDと比べると1平方センチメートル当たり2500倍の容量で、さらに2000層に3次元的にドットを形成できるため超高容量化が見込める。
ガラスに混ぜる元素を変えると発光する光の波長が変わるため複数元素を含んだガラスを作ることで同時に複数の情報を取り出せるメモリーを作ることも可能だ。
さらに同グループはこの方法で文字や絵を描けば1センチメートルの厚みの中に2000枚分を描けるため「ホログラフィックメモリーとしての展開も見込める」(平尾教授)としている。【用語】フェムト秒レーザー=1000兆分の1秒という短い時間照射するレーザー光線。ポイントはレーザーの種類でなく1000兆分の1秒という時間にある。フェムト秒より長いピコ秒やナノ秒レーザーを照射してもガラスの特性変化は現れない。フェムト秒というごく短い時間レーザーを照射した時だけ、ガラスの屈折率が変わり光ファイバーや光スイッチになる。今回はさらに元素の価数が変わるという新しい特性の発見で、科学的に興味深い発見であるとともにメモリーとしての実用化の可能性も高い。 |
[日刊工業新聞4/20]
★コメント
難しくて、チンプンカンプンのネタで…すみません。
とりあえず目下の技術的傾向のご参考として、という意味で投稿しました。
不案内な人のために書くと、
1テラは1000ギガで、1ギガは1000メガです。1メガは1000000です。
この記事のは直ちに商品化できる、という訳ではないでしょうが、
人類の未来は何かとてつもなく恐ろしい予感が…
携帯電話どころか人体に埋め込んだらおもしろそう。
(DVDって、「ダビデ」ってつい読んでしまうのでした…)
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