投稿者 中央日報 日時 2001 年 5 月 11 日 10:42:46:
米「北のミサイル発射2年間猶予、肯定的に注目」
安成奎(アン・ソンギュ)記者
アーミテージ米国務省副長官は「米国は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が、北朝鮮を訪問したスウェーデンのペーション首相に明らかにした『2003年までミサイル発射猶予』方針を、米国や他国に送るメッセージとして受け止める」と話した。
アーミテージ副長官は10日、中央日報(チュンアンイルボ)との単独インタビューで、「金委員長の発言を肯定的に注目する」と数回にわたって述べ、このように話した。
アーミテージ副長官は米国の新安保概念である「戦略的枠組み」と関連し、「非拡散(non−proliferation)部分では韓国に要求する事項がないが、反拡散(counter−proliferation)分野では韓国が関心を持つ部分がある」と話した。非拡散は大量破壊兵器の技術移転などを統制する概念である反面、反拡散はそれを使用をできないようにする攻勢的概念であるため、今後、米国の態度が注目される。
アーミテージ副長官は今後、朝米対話と関連し、「北朝鮮に対する相互性および検証要求は常識的水準になるはずで、外交的方法で解決する考え」と述べた。
彼は、北朝鮮への軽水炉建設を約束している朝米ジュネーブ協定と関連し「合意は合意だ」と述べながら順守方針を確認したが、「しかしこの協定には、内容を改善(improve)するために米国が韓国、日本、北朝鮮に提案することを防ぐ規定はない」と話した。
彼はまた「米国は北朝鮮がテロを輸出したり、同盟国である韓国を威嚇したりしない限り、北朝鮮政権の指導部を転覆させるようなことはしない」と話した。