投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 4 月 30 日 21:08:14:
脳・扁桃体が活性化
ヒトは話で聞いただけの危険な刺激(例えば、その街区を下りた所で犬に襲われた近所の人の話)を恐れることもある。直接の経験がないのに恐怖を学習するこの能力は、嫌悪する出来事の純粋な認知に基づくもので、人に特徴的なものとされている。
ニューヨーク大学のフェルプス博士らは、機能的脳画像法を用い、現実の恐怖と想像上の恐怖に対し、脳構造がいかに関与しているかを調べた。恐怖の条件づけに関与している左右対称の扁桃(へんとう)体に着眼。被験者たちには特定の色が現れると、軽い電気ショックを与えられるかもしれないとおどし実験を行った。
この結果、扁桃体がこれらのおどしに応答して活性化されることを見出したが、その応答は主に左側の扁桃体に限定されていたという。一方、現実の恐怖に対しては右側の扁桃体が活性化した。
これらの脳の活性化パターンの違いの詳細はまだわかっていないが、フェルプス博士らは「活性化のかすかな違いが、現実の恐怖と想像上の恐怖を区別しているのかも知れない」としている。この研究報告は英科学誌「ネイチャー」に掲載
された。[日刊工業新聞4/10]
★すっかりカルト化してボケた若者を調べてみたら、深刻な影響を数値化できるかも知れない…。これも↓どーぞ。
…脳の中で感情反応をつかさどるのは扁桃核という所。快感と不快感を感じる部分は隣り合わせだ。不快を感じる部分が刺激されると、つられて快感を感じる部分も活性化することが観察されている。
快・不快のバランスは、意志と判断の中枢である前頭葉で、ある程度コントロールできる。…
[朝日4/30]
ぴち
☆ /~~\('o'おほほほほほ