投稿者 スクープ・スキャンダル報道禁止法(都合の悪いことは報道できない) 日時 2001 年 4 月 30 日 00:23:29:
回答先: Re: これがどんな感じで言論統制になるのか、教えてください。 投稿者 付箋 日時 2001 年 4 月 29 日 19:00:24:
スクープ・スキャンダル報道禁止法(都合の悪いことは報道できない)
この法案はもともと、「噂の真相」な どの雑誌報道が森内閣のスキャンダルを暴露したことに対するピンポイント的な報復 として、森前首相が熱心にすすめてきた法案であります。
で、今回の小泉内閣がこの 法案を継続して進めるということであれば、まさしく森亜流内閣ということになると 僕は考えています。法案の中身に関しては、雑誌報道に関わる個人の取材過程を明ら かにしない限り、罰金及び刑事罰を科すというものです。雑誌は政治家ならびに官僚、与党等の権力に対して問題点を指摘する報道を含む全ての報道ができなくなる危 険性のある非常に反民主主義的なものだろうとわたしは考えています。
わたしなど物 書きとしての、今の政府や与党、官僚のあり方に対して批判的な態度、言説を唱える こと自体が規制されるというわけでありまして、物書きが成り立たない法律であろう と考えます。
今日国会において内閣が成立するわけですが、その国会においてこの法案が成立する のであれば、改革でも変革でもなんでもない、まさしく従来の森内閣をより悪くした 「自由を奪う内閣」ということを露呈することだと思います。 もともと小泉内閣に関してはいろんなことが言われています。
我々の隣で座り込みを していらっしゃる韓国の女性の方々に対する、いわゆる教科書問題。強権的で反アジ ア的な言説を唱える人たちが数多くいたり、首相になる小泉さん自身が靖国神社への 公式参拝を否定しない、つまりアジアの民衆に対する敵対と国内における報道の自由 を奪う、絵に書いたようなタカ派内閣だとわたしは考えています。
この個人情報保護 法案に対しては、わたしの仲間の物書きの人たちは既に反対の意思を表明していま す。この内閣の最初から化けの皮がはがれる可能性のある試金石になると考えています。
今後とも多様な行動を取っていくことになると思います、今日ここに集まられた 皆さんとともに反対の意思を表明し全部この法案をつぶしたい。相変わらずここに座 り込んでわれわれなりの抵抗をしていきたいと思います。
彼らは彼らなりに必死で、たとえ反対派とわかっている川田さんでも説得しようとご進講に参上するわけだ。「ゼッタイにこの法律を通したい」と燃えておったそうや。 相手が本気である以上、こっちがそれ以上に真剣にならんとやられる。日本の国家広報記者クラブの奴隷広報屋になりさがった大マスコミなんぞに任せておけないタタカイである。