投稿者 張駒屋 日時 2001 年 4 月 26 日 23:59:43:
テロを賛美する共産党
黒坂 真(大阪経済大学助教授)
日本共産党の『赤旗』はなんと朝鮮労働党の「南朝鮮革命」というテロを全面的に支持したことがあった。
昭和四十三年一月に北朝鮮の武装ゲリラがソウルに侵入した。
当時の報道によれば、約三十人の不審な集団が大統領官邸近くに現れ、警察が尋問をしたところ彼らは機関銃を乱射した。不審尋問した警察官はその場で即死し、民間人五人が射殺され、武装ゲリラは通行中の市内バスに手榴弾を投げて逃走した。逮捕された武装ゲリラは自動小銃、ピストル、手榴弾八発、対戦車手榴弾を持っており、韓国軍の軍服を着ていた。逮捕された武装ゲリラによれば、朴大統領を暗殺するためソウルに侵入したという。
ソウル市民を恐怖のどん底に陥れたこの事件について、昭和四十三年一月三十一日の『赤旗』は次のように述べてテロを全面的に美化している。
「つぎに『北朝鮮武装ゲリラ侵入』のデマ宣伝の問題です。いま南朝鮮の各地で南朝鮮人民が武器をとってたちあがり、アメリカ占領軍と朴かいらい政権をふるえあがらせていることは事実です。しかしこの南朝鮮人民の愛国闘争を『北朝鮮武装ゲリラの侵入』だといっているのは、アメリカ帝国主義と反動勢力がねじまげたデマ宣伝です。そしてこれは、南ベトナム解放民族戦線のたたかいを『北ベトナムの浸透』といっていることでもわかるように、アメリカ帝国主義の常套手段です。(中略)アメリカ帝国主義は南朝鮮人民のたたかいが武装闘争にまで発展した現在、ベトナム侵略戦争で使いふるした手をふたたびつかって『北朝鮮武装ゲリラ侵入』の大さわぎをやっているのです。南朝鮮人民の闘争は労働者、農民、学生の多様な形のたたかいの発展の基礎のうえに武装闘争に発展してきたものです」
『赤旗』は機関銃の乱射を「労働者、農民、学生の多様な形のたたかいの発展の基礎のうえに武装闘争に発展してきたもの」「南朝鮮人民の愛国闘争」と表現したのだから、日本共産党は韓国人の生命と人権を虫けら同然のものと考え、機関銃を乱射する凶悪行為を「愛国闘争」という。
(了)
(『動向』2001年1・2月合併号より)
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あ、カキコ人はそこの関係者とかではないですよ (^^;)/。