投稿者 どんどん使おう! 日時 2001 年 4 月 01 日 15:41:19:
情報公開法1日施行、窓口の請求受け付けは2日から
国の行政機関を対象とする情報公開法が1日施行され、窓口での請求受け付けは2日から始まる。同法はだれでも政府に対して行政文書の公開を請求できる権利を定め、政府には国民への「説明責任」を果たすよう求めている。請求を受け付ける中央省庁と地方の出先機関の窓口は、全国で計1776カ所にのぼる。
大半の省庁では2日午前9時半から、窓口業務を始める。機密費流用事件をきっかけに会計文書の管理などが焦点となる外務省の受け付けは午前10時から。地方の出先機関はおおむね午前9時から。窓口では直接訪ねてきた人から請求書を受け取るほか、郵送されてきた請求書を受理する。
総務省と都道府県の行政評価局・事務所には総合案内所が設けられた。文書名の問い合わせなど情報公開制度についての相談に応じる。
情報公開では地方自治体が先行。都道府県では神奈川県(83年4月施行)を第1号にこれまでに47自治体すべてが条例をそなえた。情報公開法施行で、国が自治体に追いついた形となる。ただし、同法の対象から国会、裁判所、特殊法人は除外された。(13:55)