投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 3 月 16 日 21:07:19:
回答先: 日本南西の島しょ部通過も ミール、落下は4月22日前にも 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 3 月 16 日 15:35:38:
ミール、落下直前に近畿上空を通過の公算
政府は十六日、ロシアの宇宙ステーション「ミール」が二十一日ごろに南太平洋へ廃棄される際、直前の午後三時ごろに近畿地方の上空約百五十キロを通過するとの予測を明らかにした。最終段階で異常が生じると、短時間のうちに破片が日本に落下する恐れもあるため、今後、詳しい通過域などが分かり次第、住民に屋内退避を呼びかけるほか、落下当日には政府全体が厳戒体制を敷き、万が一の事態に備える。
予測は、ロシア当局が十三日に決めた落下計画をもとに、文部科学省の専門家が分析して割り出した。ミールの廃棄は、平均高度が約二百二十キロまで下がった日に、エンジンを三回、逆噴射して行う。日本への影響が最も懸念されるのは、最終噴射が強すぎた場合で「破片の落下域が予定より北へずれ、日本に及ぶ恐れもある」(的川泰宣・同省宇宙科学研究所教授)。
このため、政府は十六日に開いた関係府省庁連絡会議で、落下前日までに通過域と時刻をさらに絞り込み、住民に屋内退避を呼びかけることなどを決めた。
また、最終噴射が弱すぎると、世界のどこかへ三日以内に自然落下することになる。日本上空は毎日三〜四回、ほぼ決まった場所と時刻に通過するので、この場合も、各地の危険な時間帯を割り出し、住民に注意を呼びかける。
(3月16日19:58)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20010316i212.htm