投稿者 毎日 2/26 日時 2001 年 2 月 26 日 15:41:17:
中尾氏公判: 証言したのは、贈賄側の石橋浩・若築建設元会長(60)=時効成立=の義兄にあたる林雅三氏(56)。 この日は、中尾元建設相と初めて会った際、許被告の指示で2000万円を渡すまでの経緯を中尾元建設相の弁護人から聞かれた。林氏は、亀井事務所で現金を渡した席に同席したことを明らかにし、「(許被告から)『政治家に会いに行く時は、こういう金の使い方をする』と言われた。中尾元建設相に会う前には、『先生方にインパクトを与えるように。中尾大臣には2本(2000万円)くらいでええやろ』と指示された」と述べた。 林氏は今月6日の前回公判で、「亀井静香(自民党政調会長)と竹下登(元首相、故人)にも金を渡した」と証言していたが、亀井会長の事務所は「そういった事実は一切ありません」と全面否定していた。 亀井氏の事務所は「全くでたらめな話だ。なんで、でたらめな話をするのか不可解だ。そういう事実は一切ない」とコメントを出した。
「許被告が亀井氏側に3千万円」贈賄側証言
中堅ゼネコンの若築建設(東京都目黒区)から6000万円のわいろを受け取ったとして受託収賄罪に問われた元建設相、中尾栄一被告(71)の公判が26日、東京地裁(木口信之裁判長)で開かれた。証人として出廷した贈賄側関係者は、イトマン事件で特別背任罪に問われた許永中被告(54)について「1996年4月上旬、亀井静香代議士の事務所へ連れて行かれ、3000万円渡すのをまざまざと見せつけられた」と証言し、許被告が亀井自民党政調会長側に資金提供していたと証言した。