投稿者 韋駄天転載 日時 2001 年 2 月 22 日 12:52:34:
題名: クレジットで支配せよ
★最近日本でもそこらかしこに消費者金融業者の無人店舗が増えていますが、要は借金をさせて、そしてそれをカタに支配するというのはユダヤの常套手段なのです。何回も書きますが、旧約聖書でヨセフがエジプトの宰相になって、エジプトに飢饉が起きたとき、どのようにしてエジプト人をファラオの奴隷にしたのかをよ〜く読んでみることです。未来予測(当時は占いや神託)と結びついた連中の「借りさせて支配する」という戦略は今でも健在。ヨセフは正に宮廷ユダヤの先駆者だったという訳です。そして人民を奴隷にしたファラオにあたる連中は・・・・
気がつけば借金地獄〜リストラの加速で個人破産が急増するおそれも
アダム・ブライアント
ボブ・ブリッジマンが、勤務先の先天異常救済募金財団からレイオフを言い渡されたのは1カ月ほど前のこと。妻と4人の子供がいる彼にとっては、大きな打撃だった。
一家は数年前から、経済的にぎりぎりの生活を送っていた。貯金は1000ドルしかなく、医療費や子供の大学院の学費はクレジットカードで支払っていた。債務の合計は6万ドルに達していたが、「そのうち返せるだろうと思っていた」と、ブリッジマンは言う。
だが、もはや崖っぷちだ。レイオフ手当として3カ月分の給料を受け取ったブリッジマンは、ペンシルベニア州にある自宅の周辺で職を探している。「早く見つけたい。でないと一巻の終わりだ」と、彼は言う。
借りられるだけ借りて苦しんでいるのは、彼だけではない。数年前から続いた好況の間、多くのアメリカ人が支払い能力をはるかに超える消費をした。その結果、彼らが住宅ローンやカードの返済のためにかかえる債務は記録的な額に達している。
景気の雲行きは怪しくなってきたが、雨をしのぐ準備ができている人はほとんどいない。職を失えば、多くの人は借金で首が回らなくなるだろうと、専門家は警告している。
突然、レイオフを通告されることで「去年のクリスマスは幸せいっぱいだった家族が、一転して奈落の底に突き落とされるかもしれない」と、『脆弱な中流層――負債まみれのアメリカ人』の共著者テリーサ・サリバンは言う。個人破産は今年20%増えるだろうと、SMRリサーチ社は予測している。
我慢知らずの消費者心理
昔と違って、今のアメリカ人は借金をすることに抵抗がない。あまりに簡単に借りられることも理由の1つだ。
たとえば以前は、家を買うには20%ほどの頭金が必要だったが、今は「頭金ゼロ」でも住宅ローンが組める。ローンの申し込みはすぐに承認され、新しいクレジットカードが次々と郵送されてくる。
ファイナンシャルアドバイザーによると、カードを使い続ければ、経済状態が比較的安定している証拠になると安易に考える人が多いという。彼らは銀行の信用を維持するために、新しいカードを作って手持ちのカードの返済にあてる。
金を使うのはまず金をためてからと考える人が少なすぎると、ネット上で財務管理の個人相談を行っているスティーブ・ロードは言う。「今の消費者は何でもすぐに手に入れたがる」
会社をクビになったら、やりくりはさらに大変になる。ブリッジマンは、クレジットカードとの決別を誓った。「もう二度とカードで買い物はしない」
景気の先行きが不透明さを増すなか、消費習慣を見直そうとする人は増えるだろう。だが多くの消費者は、まだ決心できずにいる。今日買って明日払うことが、あまりに簡単だからだ。
ニューズウィーク日本版
2001年2月21日号 P.35
★要は「借りない」こと。これが新世界秩序に対抗するための唯一の方法です。