投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 1 月 22 日 00:32:38:
【ニューデリー支局19日】パキスタン軍事政権のムシャラフ参謀総長が十八日、国営テレビで「インドの弾道ミサイル実験は、中国やほかの国の関心事であろう」と話した。参謀総長はさらに、「発射実験はカシミールの和平への妨げになってはならぬ」と述べた。非難合戦がつねの両国関係では異例で、インド紙も「将軍のソフトな発言」と紹介した。
[朝日/20]
★そのミサイル実験は確か、中国に事前通告がなされた上で、中国要人のインド訪問の帰国とほぼ時を同じくして実施されたのでは?
インド側は既にパキスタン全域を大きく超える射程を獲得した模様か。
もしや、それらの国々は安全保障政策が戦略的に大きく舵を切りつつある、という兆候を意味するのだろうか?伝統的に「力の論理」を振りかざす一部の凶暴な超国家的勢力にとっては重大な誤算として認識される事になるかも知れない。
日本の一部有識者が、インドとパキスタンとの核戦争の危機を強調していたような気がしたのだけれど、ほぼそのような観点から、私は現状ではそう思ってはいませんでした。
日本国民も、「演出される国家間危機」の目的と手段に思想科学的関心を向けるべきである。他人事では済まされない。