投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 1 月 09 日 02:00:06:
【香港支局5日】香港紙・星島日報は五日、消息筋の話として中国が対衛星の新兵器を研究していると伝えた。「寄生星」と名付けられたこの兵器は他国の衛星に寄り添い、戦時になると地上からの指令で衛星の機能を妨害、破壊するという。地上での実験をすでに終え、近く宇宙での実験の準備に入るという。
[朝日1/6]
★名称が実にすばらしい(藁)
ここ10年の間に世界人類が思い知らされてきた、21世紀を予感する戦争形態すなわち、遠隔地より高度な情報システム支援のもとで、「安全、高信頼、清潔、低コスト」な大量殺人と徹底破壊を可能とする地球標準な「力の論理」発想――中国の技術者たちがその対抗策として最適な形態を追求した結果得た、一つの思想的解答でもあるのでしょう。
従来こうした衛星破壊目的の衛星型実用兵器は、少なくとも私たちが知るところではなかった。
「標的」側の対抗策としては、地上から「寄生星」の破壊を試みるにもリスクを無視できにくい様な気もする。したがって「標的」自身が武装機器を搭載する必要を認めるかも知れない、宇宙戦の新時代に突入したという事だろうか。