投稿者 大笑い海水浴場 日時 2001 年 1 月 01 日 17:35:31:
<インパク>政府の開会式サイトにアクセス集中 パンク状態に(毎日新聞)
政府が31日開設した「インターネット博覧会(インパク)」の開会式サイトに想定容量の10倍を越えるアクセスが集中、つながりにくい状態になった。このため、インパクを運営する官邸新千年紀記念行事推進室には苦情の電話が殺到、
インパクは、同日午後5時森首相が首相官邸からインターネット中継に出演し、「日本は史上初めてインターネット博覧会を企画しました。これが21世紀の新しい国際行事、人類の新文化となることを期待しています。さあ始めましょう、ただ今から」と開会宣言を読み上げた。
開会式サイトでは、それを合図に開会記念行事のインターネット中継を始めた。同サイトの運用を推進室から委託された民間業者によると、オープン直後からアクセスが殺到、午後7時半までに約240万件の接続が記録されたという。
ところが、同サイトの置かれた専用の配信コンピューターや、インターネットとの接続回線が対応できる容量は「1時間に10万件」(同業者)で、実際のアクセスの10分の1以下の能力。このため、サイトにつながらなかったり、つながるまで長時間かかる状態がつづいた。
業者側は、当初開いていた動画の含まれたページを閉鎖するなどして回線を流れるデータ量を減らすなどの対策をとった。
インパクは今年の大みそかまで1年間開催され、企業やNPO(非営利組織)などがネット上に”パビリオン”を開設し、様々な展示を行う。(サイバー編集部・和田 浩明)
[毎日新聞12月31日] ( 2000-12-31-22:00 )