投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 14 日 11:28:06:
回答先: イスラエル、パレスチナへの抗議集会で警戒強化 NY市警(CNN) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 14 日 11:21:53:
2000.10.14 Web posted at: 2:55 AM JST (1755 GMT) イエメン・アデン(CNN)
イエメン共和国南部のアデン港に停泊中の米海軍イージス駆逐艦「コール」で起きた爆弾テロとみられる事件で、米海軍は13日、10人の行方不明の生存が絶望的であることを明らかにし、これによって同事件の死者は17人に上ることが確実になった。また、海軍スポークスマンによると、専門家が被害を検証した結果、事件が計画的な自爆テロである可能性の高いことも判明した。
海軍は同日、事件による死者と行方不明者の氏名を公表。これまでに確認されている5人の遺体については、ドイツのラムスタイン空軍基地を経由してアメリカ本国に輸送される。また、30人以上の負傷者については、隣国のジブチやドイツに移されて、治療を受けているという。
一方、海軍の専門チームが被害を受けたコールの船体を調査したところ、爆発は船内ではなく、外部で起きたことが判明。このため、事件がテロリストによる犯行によるとの見方が強まっている。これに対し、イエメン当局は自爆テロという見方を否定しており、爆発原因の究明には米国と共同で調査する必要があるとしている。
この事件の犯行声明などはこれまで出されていないが、中東で激化しているイスラエルとパレスチナの衝突で、アラブ諸国からイスラエル寄りと見られている米国への反感が広がっていることから、事件がこうした背景に端を発しているとする見方が強い。
クリントン大統領は、連邦捜査局(FBI)、国務省、国防総省から成る調査団を現地に派遣。さらに、世界各国に広がる米国の軍事施設にも警戒を強めるように指示を出した。
コールは、イラクに対する国連経済制裁の支援作戦でペルシャ湾に向かう途中だった。