投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 14 日 11:24:51:
回答先: クリントンがが第三次世界大戦を画策 ?! 投稿者 佐藤雅彦 日時 2000 年 10 月 14 日 05:31:28:
ウィスコンシン州ミルウォーキー(CNN) 2回目のテレビ討論会を終えて遊説に戻った米大統領選候補のゴア副大統領(民主党)とブッシュ・テキサス州知事(共和党)は、イエメンで起きた米駆逐艦爆破事件の犠牲者に遊説先で黙祷を捧げるなど、それぞれ中東の緊迫化に焦点を当てた運動を展開している。国際情勢の変動で、国内の政策をめぐる論争は、当面休戦となった形だ。
ゴア候補は12日、ウィスコンシン州の集会で、駆逐艦爆破事件で死亡した米兵への黙祷を呼びかけた後、「このような行為をおかした者は、誰であれ、米国から全面的な、強制力と実効性のある報復を受けるだろう」と述べ、事件に断固とした対応をとることを約束した。
ゴア候補「平和へ向かう希望はまだある」
ゴア候補はさらに、アラファト・パレスチナ自治政府議長に暴力を中止する命令を出すよう求め、「平和へ向かう希望はまだある」と、事態の収拾を呼びかけた。ゴア候補は当初、演説の中で、テレビ討論会でのブッシュ候補の発言に対し批判を展開する予定だったが、急きょとりやめた。
ゴア候補は、クリントン大統領から中東情勢の説明を受けるため、この後の遊説予定を中止して12日夕にホワイトハウス入りした。ゴア氏の報道官によると、副大統領としてホワイトハウスに入るのは、選挙戦が本格化した6月以来、初めてだという。
ブッシュ候補も米政権の仲介努力を評価
一方、ペンシルバニア州を遊説中の共和党のブッシュ候補は12日、「駆逐艦が攻撃されたことに、悲しみと怒りを感じる。まず、遺族のために祈りたい。兵士たちによって払われた犠牲を忘れてはならない」と語った上で、クリントン政権に対し、事実の究明を求めた。また、クリントン政権による中東和平へ向けた仲介努力を「評価する」と語り、「今は、パレスチナ人が武器としている石を置くよう、アラファト議長がリーダーとして説得する時だ」と述べた。
ブッシュ候補は、演説の中でゴア候補の社会保障政策を批判し、みずからの年金、医療制度改革案にも触れたが、陣営内の意見に従って、ゴア候補に対する激しい攻撃は避けた。
民主党のダフィー顧問は、両候補の「休戦状態」について、「国際情勢の変動で自分たちの政策や選挙戦のニュースが新聞の1面から消え去ってしまい、2人とも米国の大統領という地位が何を意味するのかを思い知っているだろう。このような問題を政治的に利用しするのは、どちらにとっても危険だ」と分析している。