投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 13 日 21:52:40:
回答先: ウガンダでエボラ熱か 投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 10 月 13 日 18:46:40:
2000.10.13 Web posted at: 7:54 PM JST (1054 GMT) ワシントン(CNN)
ニューヨーク州では蚊を媒介にして感染する西ナイル熱が流行する恐れが広がり、クリントン米大統領はこのほどニューヨーク市周辺に、緊急事態を宣言した。この病気の原因となる「西ナイルウイルス」は昨年、初めて米国で見つかり、ニューヨーク市では7人が死亡している。
緊急事態宣言が出されたのは、ニューヨーク市や州内の44の郡。中にはクリントン大統領とヒラリー夫人が去年家を購入したウェストチェスター郡も含まれる。これに応じて連邦緊急事態管理局(FEMA)は、ニューヨーク州に対し6月からこれまでに西ナイル熱問題に費やした金額の一部として最高500万ドルを拠出することを決めた。
西ナイル熱は「西ナイルウイルス」と呼ばれる病原体に感染した鳥類の血を吸った蚊が媒介し、人にうつるもので高齢者や子供など体力の弱い人が最も感染しやすい。感染した場合は脳炎を起こし、死にいたることもある。
州政府は連邦政府からの全額補助を要求
500万ドルの補助についてニューヨーク州のジョージ・パタキ知事は「大海の一滴に過ぎず、不十分」と批判している。知事は、殺虫剤など州が西ナイル熱と戦うために使った3000万ドルを年内に全額補助するよう連邦政府に求めている。
西ナイル熱は今年はニューヨーク州やコネチカット州など7つの州と首都ワシントンで見つかっているが政府が補助を決めたのはニューヨーク州が初めて。