投稿者 gaattc 日時 2000 年 11 月 05 日 13:04:35:
「気分が高揚する」などの触れ込みで、インターネットなどを通じて非合法で売買されている薬物の実態を把握するため、厚生省は来年度からネットの監視チームを設置するなどの対策に乗り出す。
若者をターゲットにしたこうした薬物には、せき止め薬などの医薬品と共通する成分が含まれるものもあり、と呼ばれている。成分によっては急性中毒や呼吸障害、不整脈などの健康被害を引き起こす危険もあり、無許可で販売したり広告したりすれば薬事法に違反する。ネット上や一部のアダルトショップなどで、芳香剤などに見せかけて四千〜一万円程度で販売されている。
厚生省が警戒を強めているのは、こうした薬物の使用が事故を引き起こすばかりでなく、覚せい剤や麻薬の使用に結びつきやすいため。同省では薬学やコンピューターに詳しい専門家に依頼して、販売広告をチェックするほか、アダルトショップなどで実際に購入して含有成分を検査する。
ネット上では、脱法ドラッグ関連のホームページが数千件も開設されており、大半は「個人輸入代行」と称して、薬事法の規制にかからないように見せかけているという。
(11月4日14:59)