投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 26 日 05:47:56:
回答先: ウガンダ北部のエボラ熱による死者60人に(讀賣新聞) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 25 日 22:12:15:
2000.10.26 Web posted at: 12:59 AM JST (1559 GMT)ウガンダ・カンパラ(ロイター)
アフリカ東部、ウガンダの保健省は25日、首都カンパラから北へ360キロ離れたグール村で発生しているエボラ出血熱による死者が新たに3人発生し、合計63人に達したことを発表した。しかし、発症の疑いがもたれていた175人のうち57人は完全に回復したという。グール村では21日から、世界保健機構(WHO)や米疫病管理予防センター(CDC)の医療チームがウガンダ政府や地元医療関係者とともに巡回を始めたが、新たな症例は毎日発見されているという。
報告される感染者数は増加しているものの、現時点ではエボラ出血熱の発生はグール村だけにとどまっているという。首都カンパラを含め他地域からも、感染の疑いがもたれる報告はあったが、24日夜までにエボラ出血熱ではないことが確認された。
保健省当局者は、発症者が確認されるピークは医療巡回などが本格化している今週中とみており、「来週になると、新たな発症者が見つかる割合は1日5件ぐらいに減るのではないか」と話している。
エボラ出血熱には今のところ効果的な治療方法が確立されておらず、感染すると激しい内臓出血や嘔吐(おうと)、下痢などの症状を示す。やがて目、鼻、耳などから出血し、皮膚からも体液が染み出し、痛みを伴う水泡ができる。発症者の80%から90%は、4日から14日後に死亡する。これまで、コンゴ、スーダン、象牙海岸、ガボンでの発生例が報告されているが、ウガンダでは今回が初めて。