投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 26 日 05:45:39:
2000.10.26 Web posted at: 3:46 AM JST (1846 GMT)スコットランド・ネス湖(ロイター)
スコットランド北部のネス湖に生息するといわれるなぞの巨大生物「ネッシー」の捜索が24日夜、ノルウェー人チームによって開始された。今回の最大目標は、「ネッシー」の捕獲ではなく、「音」を採集すること。研究機関に保存されている巨大ウナギや魚、アザラシなどの動きを録音した資料と比較し、新種の生物の音を発見したことを立証するという。作業にはノルウェー海軍から貸与された、旧ソ連の原子力潜水艦を探知する特殊海中マイクロホンも使用される。
5人の捜索メンバーの一人、ジャン・サンドバーグさんは「ここで調査をしているのは写真を撮るためではない。写真は簡単に細工できるから、もうだれも信用しない」と語り、今回の調査方法は科学的なアプローチだと強調する。
サンドバーグさんは20年近く、不思議な生き物の存在を確認しようと世界中の湖を調査してきた大ベテラン。「ネッシー」を「怪獣」とは呼ばず「未知の生物」と呼ぶ。その裏には「実存」を信じる熱い思いがある。
前回のネス湖の調査では、「水中マイクで大きな音を確認できた。強大な生物が、ひれを使って水中を動いているように聞こえた」と話す。今回の調査で有望な結果が出た場合、来年には生け捕りを目指して、わなを仕掛ける予定だという。
サンドバーグさんは今年の8月にもノルウェーで「セルマ」の生け捕り作戦を大展開したばかり。「セルマ」はノルウェーの湖に住むとされる巨大生物で、「ネッシー」の「いとこ」ともいわれている。サンドバーグさんら調査チームは、大型のわなを湖に仕掛け、国内外から注目を集めた。しかし、取材陣が見守る中、網には結局、何もかからなかった。