投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 10 月 25 日 20:11:28:
10/25 11:30 放射線被ばくで労災認定 福島の元原発作業員 社会17 #01
共同
福島県内の原子力発電所などで働き、昨年十一月に白血病で死亡
した同県内の元作業員の男性=当時(47)=について、富岡労働
基準監督署は二十五日までに、作業中の放射線被ばくが原因の労災
と認定した。
同労基署によると、男性は東京電力の孫請け会社の溶接工として
約十一年にわたり、東京電力の福島第一原発(双葉町、大熊町)、
福島第二原発(楢葉町、富岡町)などで働いていたが、昨年十一月
に白血病で福島県いわき市の病院で死亡。妻が昨年十二月、労災認
定を申請した。
(続) 001025 1131
[2000-10-25-11:30]
続き (改行で次文書 E:終了)
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10/25 11:30 放射線被 社会17 #02
労働省では「被ばく総量が五ミリシーベルトに作業年数を掛けた
数値を上回っていること」などの認定基準を規定。この男性の被ば
く総量が七四・九ミリシーベルトだったことなどから同監督署は労
災と認定した。
労働省によると、茨城県東海村の臨界事故による急性放射線症の
ケースを除き、原発作業員の放射線被ばくに関する労災認定の申請
は、昨年度までに全国で九件あり、うち四件が認められている。
(了) 001025 1131
[2000-10-25-11:30]