アラブ首脳会議、イスラエルに即時停戦要求へ(讀賣新聞)

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投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 21 日 21:59:14:

回答先: 中東和平、衝突停止期限切れで状況悪化(ロイター) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 21 日 21:51:44:

【カイロ21日=平野真一】
イスラエル・パレスチナ間の武力衝突をめぐるアラブ諸国の共同対応策を打ち出すための緊急アラブ首脳会議が二十一日、二日間の日程でカイロで開幕した。クリントン米大統領の仲介でまとめられた「衝突停止合意」が効を奏さず、衝突開始以来の死者が約百二十人に達する中、イスラエル側に即時停戦と、全占領地からの撤退に基づく中東包括和平実現を強く迫る見込み。衝突激化を受け、対イスラエル関係全面凍結など当初案より強硬な措置が打ち出される可能性もある。
四年ぶりとなった今会議には、アラブ連盟加盟二十二か国・機構すべてが参加(うち国家元首級十四人)。九〇年の湾岸危機以来初めて招待されたイラクも代表を送った。
ホスト国エジプトのムバラク大統領は開幕演説で、イスラエルを激しく非難する一方、「公正で均衡ある和平以外に選択はない」と述べ、あくまで和平プロセスの枠内で紛争解決を図るべきだと強調した。
さらに、当事者であるパレスチナ自治政府のアラファト議長は、東エルサレムを首都とするパレスチナ独立国家樹立とすべてのパレスチナ難民帰還実現に向けてアラブの支援を訴えた。
十九日のアラブ外相会議でまとめられた決議案には<1>イスラエルへの全占領地撤退要求<2>国際調査委員会による原因究明<3>イスラエルの戦争犯罪人を裁く国際法廷設置を国連に要請<4>パレスチナ支援基金創設――などが盛り込まれている。
焦点は、オマーンなど五か国がイスラエルと結んでいる低レベル外交関係の全面凍結を盛り込むかどうか。シリアはさらに、対イスラエル経済ボイコットまで要求しており、穏健な対応を望むエジプトなどとぎりぎりまで調整が続くと見られる。
(10月21日21:38)



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