投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 20 日 12:22:22:
回答先: イスラエル軍ヘリがヨルダン川西岸地区で機銃掃射[ナブルス19日ロイター] 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 20 日 12:15:00:
2000.10.20 Web posted at: 10:26 AM JST (0126 GMT)ヨルダン川西岸・ナブルス(CNN)
エジプトで開催された緊急中東首脳会議での暴力停止の合意を受けた緊張緩和への動きが一部出始めているものの、パレスチナ人とイスラエルの武力衝突は19日にも続発、ヨルダン川西岸地区ナブルスの難民キャンプ外では銃撃戦に発展し、パレスチナ人とユダヤ人入植者の計2人が死亡した。首脳会談後、初めての犠牲者で、合意に基づく「暴力停止の試行期間」である48時間の期限切れを20日正午に迎え、事態は再び流動化しそうな気配ともなってきた。
イスラエルとパレスチナの治安責任者らは18日、クリントン米大統領が首脳会議で述べた2週間後の和平交渉再開に向け「48時間期限」を設定。この期限切れは当初、19日夕刻に定められていたが、20日正午に変更されていた。
ナブルスの銃撃戦では、入植者側は、監視所を作る作業中にパレスチナ人が発砲したと主張。パレスチナ側は、自動小銃で武装した入植者が、オリーブの収穫をしていた非武装パレスチナ人に発砲したと述べ、食い違いを見せている。銃撃戦にはイスラエル兵士も加勢し、負傷したユダヤ人入植者の救助に当たったとの情報もある。
また、ガザ地区北部でも、パレスチナ人が投石で、イスラエル兵が催涙ガスで応酬し合う騒ぎがあった。ヨルダン川西岸のへブロンでも、ユダヤ人居住区付近でマホメットを侮辱する落書きを見つけて憤慨したパレスチナ人とイスラエル兵の間で小競り合いが発生した。いずれも負傷者は出ていないという。
イスラエルはこの日、治安上の理由で約2週間封鎖していたパレスチナ自治区ガザの国際空港の封鎖を解除。また、医薬品など一部の物資搬入再開も認めた。緊急首脳会談の合意に基づくものだが、自治区とイスラエルとの間のパレスチナ人の出入りは依然禁じられている。
一方、カイロでは19日、パレスチナ情勢などを協議するアラブ首脳会議の開催を前に、アラブ外相会議が開かれた。緊急中東首脳会議での合意事項などを討議するとみられているが、対イスラエル関係をめぐってシリアなどの強硬派と穏健派の立場の対立が早くも浮上し、意見調整の難航が予想されている。