投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 20 日 11:58:38:
[セントルイス(米ミズーリ州) 19日 ロイター]
マイヤー米連邦準備理事会(FRB)理事は、米経済は減速局面に入った可能性があり、原油価格上昇によってインフレが進行し、生産性伸び率が鈍化するリスクがある、との見解を示した。
ワシントン大学での講演原稿の中で述べているもの。
同理事は、経済成長は今四半期にやや回復し、この基調は失業率を低水準に抑制しつつ2001年も継続するとの見方が一般的だ、と指摘した。
そのうえで、「経済はいずれ移行期に直面するだろう。成長が減速し、おそらくはコアインフレが上昇する移行期に、すでに入っている可能性がある」と述べた。
また、現在の低失業率は持続可能だろうし、失業率を押し上げることなくインフレを抑制するのに十分なだけ経済成長が減速するというソフトランディングを導くことに、金融政策は成功したとの見方で、多くのエコノミストは一致している、と述べた。