<ローマ法王>ヨハネ・パウロ2世の終身任期が再び論議に(毎日新聞)

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投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 20 日 11:45:37:

【ローマ20日井上卓弥】
次期ローマ法王候補の一人に挙げられるベルギーのゴットフリート・ダンネールス枢機卿が、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世(80)が「大聖年(2000年)を終えた来年には退位するかもしれない」と発言、波紋を広げている。ナバーロ法王庁(バチカン)スポークスマンは19日、「枢機卿の個人的見解であり、確認もしていない」と発言の内容を否定したが、高齢と健康問題が取り沙汰される法王の終身任期論議が再び関心を集めそうだ。
枢機卿は23日にベルギーで出版される対話集の中で語った。現法王が定めた司教の定年制(75歳)に関連し、「将来は法王も同様のやり方で引退すべきだと思う」と述べている。また、枢機卿は「現法王が大聖年をまっとうしようと考えているのは明らかで、その後に引退しても不思議ではない」と来年中の退位を示唆したという。19日にベルギーとイタリアのメディアで伝えられた。
在任23年目に入ったヨハネ・パウロ2世はここ数年、体力の衰えが目立っている。今年1月には、ドイツのカール・レーマン司教の「法王は(健康上の理由で)公務の遂行が無理と判断すれば、自ら辞める判断ができる人だ」との発言が「法王への辞任要求」として大きく報道され、同司教がラジオバチカンで釈明する騒ぎに発展した。
法王の任期は原則的に終身制だが、カトリック教会の規定では、法王は自らの進退について決断できるとされている。
[毎日新聞10月20日] ( 2000-10-20-10:06 )

★先日の教皇直属の保守派司祭・信者グループ「オプスディ」(ペルー人質事件のシプリアーニ司教などが有名ですが)が主導してカトリックの優位性を宣言した「ドミヌス・イエズス宣言」を発表しましたが、これに危機感を抱いたフリーメイソンの手先と化した「リベラル派グループ」の巻き返しが始まったようです。「リベラル派」の特色としては、フリーメイソンの世界統一宗教的教義と同じ思想に繋がる「諸宗教との対話」「教会一致」、聖書思想に真っ向から反対する「避妊容認(異性をセックスの道具としか考えないことに繋がります)」「中絶合法化」「教義のプロテスタント化」「独身制の神父の結婚を解禁すること」「女性神父を解禁すること」「秘密結社への加入を解禁すること」「ティヤールシャルダンなど異端神父のニューエイジ的教義を解禁すること」などがあげられますが、ともあれこういう声明はリベラル派の司教団が牛耳っている日本のカトリック教会では内心ほくそえんでいる連中も多いものと思われます。



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