投稿者 明星 日時 2000 年 10 月 20 日 06:11:16:
回答先: 目には目を? 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 20 日 00:03:40:
ここら辺の話は長くなってしまうのですが。(^_^;)
創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記が「トーラー」
ユダヤ人の律法、モーゼ五書、と言われています。
目には目……は、以下にあります。
出エジプト記二一章22-27
レビ記二四章17-22
申命記一九章15-21
もともとと言うか、現実の出典は、もちろんバビロニアのハンムラビ法典ですが。
ユダヤ人は、新・バビロニア時代に、バビロンの捕囚を受けました。
これでは、敵の戒律を受け入れたことに、思われておかしいと思いますが。
出エジプト記の前の、エジプト方面に旅発った前、つまり
放浪の民となった前、もっと言うとカナンの地を求めるに至った理由でもありますが。(^_^;)
ユダヤ人は、このメソポタミアの地に住んでいたと言われています。
もっとも古い文明の、シュメール人が起源であると言うのです。
(ユダヤ人か、アカデミックが言い始めた説なのかはわかりませんが)
そうです、ユダヤ人は、ハンムラビ法典の制作にも係わったと言いたいのでしょう。
だから、ユダヤ人は、目には目……を当たり前に使っています。
ちなみに、アラブ人(イラン・イラク人その他)も同じバビロニアの歴史を受けていますから
目には目……を使っていますよね。
ユダヤ人は、復讐の意味ではなく、当たり前の権利、法律のように使っています。
しかも、これを、誇りに思っているようです。
MASAさん、キリスト教の右の頬…も、ユダヤ人に言わせれば
エレミヤ哀歌からの引用で、原典の訳は目には目……と同じだと言っているのですから。
これじゃ、まったく話が通じませんよ。
この、目には目……は、ユダヤ人の本質の一つでしょうね。
そもそもユダヤ人は、流浪しながら、いろいろ吸収しています。
ゾロアスター教の影響も受けています。
そのような点も忘れてはいけないと思います。
話が変わりますが、実は私、ハンムラビ法典を見てきました。
何かインスピレーションを受けられるかなと思ったのですが、
夏休み中だったので、すごい人と、人の息で、最悪でした。
いいかげん入場制限しろと言いたいですよ。
とりあえず、シューメールから、バビロニア、何とか王朝とか
順番にありました、時間があったら、もう空いていると思うので
また行ってもようかなと思う今日この頃なんですけれど。(^^)
で、そこにあったものは、十六菊花紋 !?
面白い話があるのですけれど、出……とか、
スメル人とか。
宮様は、一般には否定されていますね。
また別の機会に。