投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 10 月 12 日 19:43:00:
10/12 17:28 独立派せん滅を警告 インドネシア強硬路線に 外信90 #01
【ジャカルタ12日共同】インドネシア政府・警察当局は十二日
、同国西端アチェ特別州の独立派ゲリラ「自由アチェ運動」(GA
M)の「せん滅」もあり得ると警告、また、東端イリアンジャヤ州
での独立旗掲揚の禁止と独立派自警団の取り締まりを表明した。
各地で活発化する独立運動との話し合い路線をとっていたワヒド
政権は、国軍・警察や政界の反ワヒド派の突き上げで強硬策に傾斜
しており、独立派との衝突激化が懸念される。
アチェのラシディ州警察本部長は同日、GAMに対し、拉致(ら
ち)したとみられる警官と兵士計四人を十八日までに解放しなけれ
ば「せん滅する」と事実上の最後通告を突き付けた。
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10/12 17:28 独立派せ 外信90 #02
アチェの消息筋によると、警察幹部は「ゲリラ掃討作戦の本格化
を求める現場の要望を中央政府が受け入れた。今回の通告はその第
一歩」としており、六月以降続いてきた停戦の崩壊につながる可能
性もある。
またシマンジュンタク内閣官房長は十二日、イリアンジャヤでの
独立旗掲揚禁止を発表、活動の中心である自警団の取り締まりに近
く着手すると述べた。
独立派は六月の住民大会で独立国家「パプア」の十二月までの樹
立を決議。同州ワメナで六日起きた独立旗撤去をめぐる衝突で独立
派自警団が州外からの移住民を襲撃、数十人が死亡した。
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