投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 16 日 15:38:42:
[北京 16日 ロイター]
中国は、国務院が発行した国防白書の中で、米国の勢力が強まっていることと、台湾をめぐる緊張が高まっていることを理由に挙げて、同国の軍事力増強を正当化する考えを表明した。
同白書の中で、中国は、戦争回避や戦争抑制のための努力を惜しまない、としている。
ただ一方で、同白書は、「覇権主義とパワーポリティックスが依然、存在し、一段と強まっている状況や、中国の平和的統一の基盤が深刻な危険にさらされている状況を考慮して、中国は、軍事力により、自国の主権と安全保障を防衛する能力を高める必要があろう」としている。
「覇権主義」と「パワーポリティックス」は、中国が米国のことを指して使用するえん曲表現となっている。