投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 10 月 14 日 19:11:27:
10/14 14:38 パレスチナとの一方的分離 バラク首相が検討指示 外信51 #01
【エルサレム14日共同】イスラエル治安部隊とパレスチナ人の
戦闘長期化に伴い、イスラエルのバラク首相は十四日までに、イス
ラエルとパレスチナとの関係を将来「一方的に分離」する政策を本
格的に検討し始めた。
「一方的分離」は、結果的にはパレスチナ人の悲願の「独立国家
」が誕生することを意味するが、同時に両者の関係が断たれ、経済
基盤が脆弱(ぜいじゃく)なパレスチナへの兵糧攻めにもつながる
。イスラエルがパレスチナとの画期的な和平合意に基づく地域内で
の「平和共存」に終止符を打ち、一方的分離を選択すれば、敵対国
家が入り組むかたちで併存、地域の安定にも影響しかねない。
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一方的分離により、イスラエルはヨルダン川西岸などの占領地か
ら完全撤退するが、国境をフェンスで囲むなどして防備。同時に物
資の流通や人の交流をストップさせ、完全に関係を断つことになる
。
バラク首相は十二日の記者会見で「われわれにパートナーがいな
いことがはっきりすれば、どんなに困難で時間がかかってもパレス
チナからイスラエルを分離し、われわれの利益を守る」と言明。イ
スラエル各紙によると、軍を含め関係当局に政策の本格的検討を指
示した。
パレスチナ側で大打撃を受けるとみられるのは毎日十五万―二十
万人がイスラエルで働いているとされるパレスチナ人の出稼ぎ労働
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者。雇用が失われるばかりか、長期的にはイスラエルが現在パレス
チナ側に供給している水や電力なども分離される可能性もある。
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