投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 10 月 10 日 21:43:59:
10/10 17:20 命のビザに顕彰プレート 外相、杉原氏遺族に謝罪 政治18 #01
共同
第二次大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人難民に
日本通過査証(ビザ)を発給し、約六千人の生命を救った元リトア
ニア領事代理の故杉原千畝氏(一九○○―八六)をたたえる顕彰プ
レートが十日、東京・麻布台の外務省外交史料館に設置された。
河野洋平外相は除幕式で、出席した杉原氏の幸子夫人(86)ら
遺族に「これまで、ご家族にいろいろご無礼があった。外相として
おわびする」と公式に謝罪し、「命のビザ」を発給し続けたことに
対して「偉業を後世に伝える」と述べた。
幸子夫人は「勇気ある人道的行為を行った外交官杉原千畝氏を讃
(たた)えて」と記された銅製プレートを外相らと除幕し、「主人
も喜んでいると思う。光栄です」と喜びを語った。
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(続) 001010 1720
[2000-10-10-17:20]
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10/10 17:20 命のビザ 政治18 #02
杉原氏は一九四○年八月、独自の判断でユダヤ人難民にビザを発
給した。四七年の帰国後に退職したが、本国の訓令に従わなかった
ために処分を受けたとされていた。
杉原氏の行動は国際的に高く評価されていたが、外務省が「退職
は終戦直後の人員整理の一環」と発表、名誉を回復したのは九一年
十月になってからだった。
(了) 001010 1721
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