投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 10 月 10 日 21:43:30:
10/10 19:57 伊方原発の伝熱管に貫通穴 放射能漏れはなし 社会269
共同
四国電力は十日、定期検査中の愛媛県伊方町の伊方原発1号機(
加圧水型軽水炉、出力五十六万六千キロワット)で、蒸気発生器に
送り込む二次系の温水を加熱する伝熱管の一本に穴が開いていたと
発表した。周辺への放射能漏れはなかった。
穴が開いたのは、低圧給水加熱器の約九百本ある伝熱管のうちの
一本のU字に曲がった部分。直径一六ミリ、肉厚一・六ミリの管の
内側に長さ約四ミリ、幅約一ミリの傷があり、検査の結果、穴が貫
通していた。伝熱管には栓をして対処した。
傷の部分に当たる伝熱管の表側にはへこみがあり、同社は、給水
加熱器に管を組み込む際にできたへこみを起点に応力腐食割れが生
じたためとみている。
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問題の伝熱管は、昨年の検査時に約○・四ミリのへこみが確認さ
れており、同社は今後、同じ材質の伝熱管でU字部分に○・三ミリ
以上のへこみがあれば、管に栓をして使用中止にする。
(了) 001010 1958
[2000-10-10-19:57]