投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 10 月 10 日 21:37:14:
10/10 17:00 日本の労働開国は不可避 現実直視せよと米研究員 外経63 #01
【ワシントン10日共同】日本にとって外国人労働者や移民の受
け入れ拡大は、高齢化や経済の現実からみて不可避で、日本政府は
早急に決断する必要があるとする論文を、米シンクタンク「カーネ
ギー財団」のデメトリオス・パパデメトリュー研究員らがこのほど
発表した。
論文は、出生率が世界最低レベルに達した日本について、先進国
の中でも高齢化が特に深刻だと指摘。今後数十年間にアジアを中心
とした外国人労働者受け入れを大幅拡大する以外に対策はないとし
ている。
(続) 001010 1701
[2000-10-10-17:00]
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10/10 17:00 日本の労 外経63 #02
論文は、単純労働の現場など、統計でとらえにくい労働市場では
外国人需要は大きく「日本は既に外国人労働力から多大な恩恵を受
けている」と指摘している。
その上で、外国人が日本人の職を奪うという見方は誤りで、日本
を文化的、人種的多様性のある国に変質させることこそが、日本経
済全体に活気と競争力をもたらすと分析している。
しかし、先進国の犯罪率の高さなどを移民受け入れと関連付ける
傾向が日本政府にあるなど、外国人労働者に対する社会全体の抵抗
は依然として大きいとも指摘。一例として石原慎太郎東京都知事の
いわゆる「三国人発言」を挙げた。
(了) 001010 1701
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[2000-10-10-17:00]