投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 10 月 10 日 21:30:59:
10/10 08:07 アジア欧州に拡大の恐れも リフトバレー熱でWHO 外信03 #01
【ジュネーブ9日共同】世界保健機関(WHO)のクラウキ疫学
担当官は九日、アフリカ東部からアラビア半島の一部に広がってい
るウイルス性熱病のリフトバレー熱が将来、ウイルスを媒介する蚊
の拡散に伴い、アジアや欧州まで拡大する可能性があると語った。
担当官は「リフトバレー熱が向こう数週間とか数カ月といった近
い将来にアジアまで広がるとは考えていない」と述べ、過剰反応す
べきでないと強調する一方で「ウイルスを運ぶ蚊が、既にアフリカ
から紅海を越えてサウジアラビアなどで確認されている点に注目し
ている」と語った。
(続) 001010 0808
[2000-10-10-08:07]
続き (改行で次文書 E:終了)
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10/10 08:07 アジア欧 外信03 #02
リフトバレー熱は、一九三○年にケニアのリフトバレーで最初に
確認された。ネッタイシマカがウイルスを媒介する。家畜から人間
にも感染するが、担当官によると人から人へは血液感染の特殊なケ
ース以外はないという。発症すると激しい発熱のほか、脳炎、網膜
炎などを起こす。
WHOによると、今年九月に初めてアフリカ以外のサウジアラビ
アで確認され、イエメンにも広がった。九日現在、イエメンでは三
百二十一人の発症が確認され、致死率は約一○%に達する。
(了) 001010 0808
[2000-10-10-08:07]