投稿者 サイエントロジスト 日時 2000 年 10 月 10 日 01:47:35:
サイゾー氏が、http://hiroshima.cool.ne.jp/bbs/pfdfanに投稿した記事に、
私、サイエントロジストが補足したものです。上記、サイトよりも、
当サイトのほうが、ふさわしいと思われるので、再投稿したいと思います。
ただ、サイゾー氏の記事のごく一部でしかないので、是非上記サイトもご参照ください。
サイゾーさんは No.394「サイエントロジーに迫る2」で書きました。
>統一教会系の新聞で反論
>
>サイエントロジーの活動について、日本国内で話題になることは今まであまりなかった
>が、ヨーロッパでの同教会に対する風あたりは強い。1988年、フランスの工業デザイ
>ナーが教会から講座に必要な金を工面するよう強要されたため自殺、妻は詐欺などの疑い
>で教会を告訴に踏みきる、
>1996年フランス議会は、『セクトによる報告書」の名の資料を発表、教会について
>「マインドコントロールの技術が極端に完壁で、被害者に与える打撃が大きい」と記述
>し、危険性を指摘している。1996年、ドイツでは、与党であるキリスト教民主同盟
>が、トム・クルーズ主演映画『ミッション・インポッシブル』や、トラボルタ主演映画の
>上映ボイコット運動を展開、それに対し、日本のサイエントロジー教会特別業務局長で
>あったニック・ブロードハースト氏は、統一教会系の『宗教新聞』紙上で、こう反論し
>た。
>
>「ドイツでは教会税という税金制度があって、国民はプロテスタントあるいはカトリック
>の信者であれば、自動的に所得の8%が徴収される。(中略)当時から、教会税の収入が
>何億円か減収していた。というのは減った分、それに相当する国民がほかの宗教に改宗し
>たことになる。彼らはその原因をサイエントロジーに転嫁してきた」
>
上記 特別業務局は、略称DSA(Department of Special Affairs)という。
この部署は、サイエントロジー教会の通常の組織体系とは異なり、国際的には、
OSA(Office of Special Affairs)の下に属する。
さらに、OSAは、元々は、GO(Gurdian Office)と呼ばれていた。
特別業務局とは、何をするところだろうか?一言で言えば、諜報活動を行う部署である。
いわば、公安とか、CIA、MI6に相当すると考えてもらえばよいと思う。
http://www.xs4all.nl/~kspaink/cos/SecrServ/index.htm
80年代初頭、このGO主導のスノー・ホワイト計画で行われた、FBIに侵入・文書窃盗活動が発覚し、
当時のGOの責任者であるメアリ・スー・ハバード(創設者ロン・ハバードの妻)が、
懲役刑に服している。
>ハリウッドの映画人も、こうしたドイツの動きに対抗してコール首相宛に、〈ナチス時代
>のユダヤ人迫害のような、サイエントロジーへの迫害をやめよ〉という書簡広告を、「ヘ
>ラルド・トリビューン」紙に掲載、この書簡にはクルーズやトラボルタだけでなく、ソ
>ニーやパラマウントなど映画会社の重鎮や、ダスティン・ホフマンらも署名していた。ロ
>ンドンの「ザ・タイムズ」は、彼らが署名したのは、ハリウッドという厳しい競争世界の
>中で、ドル箱である人気俳優との関係が悪くならないよう、ビジネスの掟に従ったからで
>はないかと分析している。
>
サイエントロジー側は、あたかもヒットラーに弾圧されたユダヤ人のように自分たち
を語っているが、ドイツの市民から見ると、サイエントロジスト達の方がよほどナチス
を思い起こさせるみたいである。
http://www.xmission.com/~mirele/bluesky/bs4-1.htm
http://www.xmission.com/~mirele/bluesky/bs4-2.htm
http://www.xmission.com/~mirele/bluesky/bs4-3.htm
(以前は、Sea Org の良い写真がネット上に数多くみられたのに、最近は妙に少ない。)
>1997年4月、ドイツの姿勢について陳情するため、教団の代表団と共に、トラボルタ
>はクリントン大統領に接見した際のことを、アメリカのメディアにこう話した。
>
>「クリントンは、私たちを助けたがっていた。彼は過去サイエントロジストのルームメイ
>トと暮らしていたことがあり、彼の見解には尊敬に値するものがあったそうだ」アメリカ
>政府はドイツに対し、オルブライト国務長官がドイツを訪れた際、コール首相に、サイエ
>ントロジーは危険な団体ではないという見解を伝えるに留まっている。こんな複雑な経緯
>をもつサイエントロジーに、私は数年前、五反田の街角で偶然にも遭遇したのである。
>
>
クリントンが、サイエントロジーを擁護する方が、むしろ不思議である。
もっとも、クリントン自身は、あまり尊敬に値するとはいえない「不適切な行為」を
ホワイトハウスで行った大統領である。しかし、そのような行為に及んでも、大統領の椅子を
維持するだけの大衆操作にたけているのも確かである。
実際、クリントンになってから、サイエントロジーに対する、IRSの免税措置を行うなど、アメリカ政府
は、サイエントロジーに友好的になったのは、たしかだろう。
ドイツの今後の動向には、目が離せない。コール氏は、キリスト教を基盤にしていたので、
サイエントロジーに対しては、毅然たる態度をとれた。しかし、今は、コール氏は、失脚し、
赤と緑の党が、ドイツの政権を手中にしている。緑の方は、オカルトを好みそうだ:−)