投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 08 日 17:12:25:
東京都の石原慎太郎がまた米国に「No」を突きつけた。石原都知事は6日の記者会見で、米軍横田基地の滑走路の改修工事をめぐり、「米軍が突然、2002年の日韓共催サッカーワールドカップ(W杯、5月31日−6月30日)の期間中、飛行場の補強工事をすると通告してきた。政府は工期をずらすよう(米軍側に)要求すべきだ」と述べ、近く自ら政府に申し入れる意向を示したのだ。
同基地の軍民共同使用を公約に掲げる石原知事は、W杯を機に民間航空機の離着陸の実績を作りたいと考えていただけに、大会と工期の重複を米国側の嫌がらせと受け止めているようだ。
横田基地の滑走路は老朽化が著しいとして今年1月、日米合同委員会が“思いやり予算”によって改修工事(工期2001年3月−2002年7月)を行うことで事実上合意している。防衛施設庁は「工事の計画は96年から進めている。そもそも横田基地をW杯で使う話にはなっておらず、意図的なものではない」と話している。