投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 08 日 17:05:53:
東南アジアやオーストラリア、南米などに生息し、鮮やかな色彩から高級観賞魚として人気の高いアロワナ。この魚が約1億3千万年前からほとんど形態を変えずに生き残ってきたことが、名古屋大大学院理学研究科の熊沢慶伯講師(38)らの研究で明らかになった。
アロワナは中生代の魚類と同様、舌の中に「舌骨(ぜっこつ)」と呼ばれる骨があるため、古代魚の仲間ではないかと考えられてきたが、現在の形態になった時期が突き止められたのは初めてという。熊沢講師は「アロワナはシーラカンスにも匹敵する“生きた化石”で、インド洋をまたぐ進化を経験した希少種である可能性が示された」と話している。
[時事通信社 2000年10月 8日 14:25 ]