イスラエル国旗を取り去るパレスチナ人の少年たち
投稿者 ＦＰ親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 07 日 12:23:33:
回答先: ＜中東情勢＞聖地と周辺の衝突 死者２人、負傷者７２人確認（毎日新聞） 投稿者 ＦＰ親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 07 日 12:15:02:
イスラエル国旗を取り去るパレスチナ人の少年たち
2000.10. 7 Web posted at: 3:47 AM JST (1847 GMT) エルサレム（ＣＮＮ）
パレスチナ人とイスラエル治安部隊の一連の衝突のきっかけとなった東エルサレム周辺で６日、再び衝突が起こり、パレスチナ人６人が死亡した。イスラエル治安当局は、投石を行なうパレスチナ人に対し、催涙ガスとゴム弾で応酬した。イスラム原理主義組織「ハマス」と、パレスチナ解放機構（ＰＬＯ）内の最大組織「ファタハ」は、この日を「怒りの日」と定め、イスラム教徒への決起を呼びかけていたため、イスラエル治安当局は、大規模な衝突が起こる可能性もあるとして警戒を強めていた。
死者６人の内２人は、ヨルダン川西岸ナブルスのユダヤ人入植地付近で抗議デモを行なっていたパレスチナ人で、デモ隊にイスラエル兵が発砲して死亡。１人は付近のトルカレム、残りの３人はガザ地区で死亡した。また、イスラエル兵１０人を含む負傷者も出ている。
イスラエル政府は、ユダヤ教の断食が始まる６日から４日間の予定で、ヨルダン川西岸とガザ地区のパレスチナ人の出入りを封じている。そのため、普段東エルサレムにイスラム教の「金曜礼拝」のため１万人から１万５０００人集まるはずのパレスチナ人参拝者が、この日は３０００人ほどにとどまっている。
東エルサレムは、イスラム教にとってメッカ、メディナに次ぐ第３の聖地である一方で、ユダヤ教にとっても「神殿の丘」や「嘆きの壁」のある最大の聖地であるため、パレスチナとイスラエル双方にとって、互いに譲れない場所として知られている。これまでもイスラエル政府は、今回の「あがないの日」の断食などユダヤ教の主要行事の際は、常にパレスチナ人の出入りを封じてきた。
今回の衝突は、ユダヤ教儀式による封鎖が、イスラム原理主義組織「ハマス」とＰＬＯ主流派「ファタハ」が「怒りの日」と定めた同じ日に始まったため、と見られる。
難航する「完全合意」
一連の衝突の発端は、イスラエルの野党「リクード」のシャロン党首ら議員団が９月２８日、イスラム教アル・アクサ寺院などの聖地と同じ場所にあるユダヤ教聖地「神殿の丘」を訪問したこと。訪問に反発したパレスチナ人デモ隊に警察が発砲、４人が死亡した。以来、パレスチナ人とイスラエル治安部隊の衝突は続き、これまでに、死者７０人以上、負傷者１９００人がでたとみられる。
衝突の鎮静化を図るため、バラク・イスラエル首相、アラファト・パレスチナ自治政府議長と仲介役のオルブライト米国務長官は４日、パリで首脳会談を行ない、武力衝突の「停戦」に合意していた。
しかし、アラファト議長が、一連の衝突事件を究明する「国際調査委員会」の設置が停戦合意の協定案に含まれないのを不満とし、調印を拒否。 バラク首相は、対抗策としてエジプトのムバラク大統領を仲介とする、５日の首脳会談への出席を中止した。これを受けエジプトでは、ムバラク大統領、オルブライト米国務長官、アラファト議長の３者会談のみが行われた。
パリでの「停戦合意」にも関わらず、ガザ自治地区に孤立するユダヤ人入植地のネツァリムでは５日、激しい銃撃戦の末、パレスチナ人１人と少なくとも９人のパレスチナ人が死亡した。ガザ自治地区では６日、犠牲となったパレスチナ人の葬儀が行なわれた。数千人の参列者がパレスチナの旗などを振りかざしながら、イスラエルを批難するスローガンを叫ぶ姿がみられたという。
ヨルダンの首都アンマンのパレスチナ難民キャンプでも５日、パレスチナ人数百人が投石などで抗議行動を行なった。ヨルダン治安当局は、催涙ガスとゴム弾で鎮圧したという。この混乱では、約１００人が逮捕されたという報道もある。
★ユダヤ系のＣＮＮは、やたらと「催涙ガス」と「ゴム弾」という単語を強調して報道しているな。最後の方に、アラブ側のヨルダンも「催涙ガス」と「ゴム弾」を使っていると付け足すあたり、なんともだな。イスラエルは再度の衝突では実弾を使っていないと印象付けたいのだろう。もっともこの「「催涙ガス」は化学兵器の一種だし、「ゴム弾」も、タングステンの弾にゴムを被せただけのものだから、至近距離や当たり所が悪いと本当に殺傷能力がある代物だが。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。