投稿者 ヒソヒソ真須美ちゃん@記事転載 日時 2000 年 10 月 07 日 01:41:53:
財団法人岐阜県国際バイオ研究所は三日、低濃度のヒ素に抗がん作用があることを発見したと発表した。ヒ素は肝臓や神経への毒性が知られているが、人体に影響が少ない低濃度なら軽い副作用が出るもののがん細胞の増殖を抑えるという。同研究所は抗ガン剤が効きにくい薬剤耐性になった患者の治療に使えるとみている。研究成果は六日に横浜市で開かれる日本癌(がん)学会で発表する。
[日経産業新聞10/4]
★中国では、以前から白血病の特効薬として砒素が用いられてきたそうですよ。亜砒酸では、1日あたり致死量の1/10程度の量を服用するのだそうです。
急性白血病であるほど効果は高く、全数とはいかないまでも有効率はかなり高いらしい。でも、日本の普通のお医者さんは躊躇するとか、効いたら効いたで医療経営上のメリットが全然ないだろうね。だから、ここだけの内緒話です。
★実際にこの病に苦しんでいらっしゃる人がこれをお読みの場合もありますので、一言書き加えます。
重要な事は、同じ病名とその症状を示していたとしても、中国医学では個人ごとにいろいろな「証」へと分類できるように、その病状の要因(遺伝子レベル、生成分子レベルの差異など)には異なる病理プロセスが存在し得るということです。白血病にやられた異常な白血球の遺伝子は、ほかの癌細胞もそうですが、不規則にズタズタになっているケースが少なくありませんね。
ですから、中国の専門医以外に国内での砒素治療をお考えでしたら、なるべくそういう治療実績もしくは情報収集実績のある医師のもとへどうぞ。
砒素に抗癌効果が認められるという報告は、とりあえず上記の通りなされた、ということです。