投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 04 日 20:39:39:
三宅島・神津島近海への投入のため、整備が進められている海底地震計=神奈川県横須賀市夏島町の海洋科学技術センター
ずらりと並ぶ黄色い装置は、今月末から三宅島、神津島海域の海底に設置される地震計だ。神奈川県横須賀市の海洋科学技術センターには、この海底地震計が約100台ある。これらを海底に直線状に設置し、海上の調査船から発した人工の地震波をキャッチさせ、プレートが沈み込む地震発生領域に迫るような深部までの地殻構造を探査するのが狙いだ。
同センターは高知県室戸岬沖や、三陸沖で地殻構造の探査を行ってきた。
黄色のプラスチックカバーの中には、約6700メートルの深さの水圧に耐えられる球状のガラス容器があり、電池やセンサー、磁気記録装置などが収められる。観測後は、調査船からの信号でおもりを切り離し、自ら浮上して回収される。
(20:12)