投稿者 記事転載 日時 2000 年 10 月 03 日 00:58:18:
音声と口の動きも「翻訳」 音声言語通信研が技術開発
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翻訳研究を手がけるエイ・ティ・アール音声言語通信研究所(京都府精華町)は2日、成蹊大学の研究室と共同で、洋画などに登場する人の英語を日本語に翻訳した上で、画面や音声をコンピューター処理し、その人が自分の声で実際に日本語を話しているように加工する技術の開発に成功した、と発表した。日本語を英語に翻訳することもできる。同研究所は翻訳速度を上げて、映画やドラマなど、身近な映像の実用化にもつなげたい考えだ。
現在、映画などの吹き替えでは、声は声優のものに変わり、訳した言葉と口の動きも一致していない。新技術は、コンピューターの音声翻訳システムなどを使って、話し手の音声で翻訳。さらに話し手の画像の口の動きだけを合成し、表情を崩すことなく、日本語を話しているように画像を調整処理する。
ただ、映画の場合、人の声以外の音も入っているため、今の技術だけで完全な吹き替え版をつくるのは難しいという。将来は、海外とのテレビ電話などでも使えるようにするのが目標。
同研究所が成蹊大学の森島繁生研究室と1年ほど前から、共同で開発を進めていた。(22:06) 朝日
★ ビデオやテレビ会議、中継、ねっとのストリーミングなどで、会話の内容をリアルタイムで変える事が出来るという事でもあります。
将来は媒介を通した情報の信頼性が低下すると言う事もできるでしょう。