投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 13 日 00:39:45:
インタファクス通信によると、ウクライナ保安局のデルカチ長官は12日、同国の黒海沿岸のヤルタで8月に開かれた独立国家共同体(CIS)非公式首脳会議の前に、ロシアのプーチン大統領に対する暗殺計画の情報を得ていたことを明らかにした。
同長官によると、情報はCIS以外の情報機関から寄せられ、ロシア側に伝えた。捜査の過程でクリミア半島で数人が拘束され、国外追放された。この中にはチェチェン人4人と中東出身者数人が含まれていたという。
一方、ロシア連邦警護局は同日、大統領暗殺計画の情報はロシアの情報機関から入手したと主張した。同通信によると、ロシアの保安当局者はこの暗殺未遂の情報がウクライナ側から公表されたことに当惑している。未遂に終わった国家元首の暗殺計画は公表しないのが通例で、1990年に米国でくわだてられたゴルバチョフ・ソ連大統領(当時)暗殺計画は、この計画の参加者の裁判が始まった今年春になるまで公にされなかった例を挙げている。
(23:52)