投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 29 日 19:21:39:
09/29 17:43 連邦軍の出動阻止に自信 前参謀長の野党党首 外信71 #01
【ベオグラード29日共同】ユーゴスラビア連邦大統領選で勝利
宣言した「セルビア民主野党連合」を構成する「民主セルビア運動
」の党首でユーゴ連邦軍前参謀長のペリシッチ氏は二十八日、共同
通信と会見し、ミロシェビッチ大統領が退陣を求める市民デモ鎮圧
のため軍に出動命令を出しても「軍幹部を自制させる自信がある」
と言明した。
党首は「軍は市民を守るための存在であり、しかも兵士の大半は
野党連合を支持している」と強調。辞任圧力を受けて窮地に陥った
大統領が絶望的になって武力行使を命じても、軍は既に大統領から
離反しており指示に従わないとの見方を示した。
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09/29 17:43 連邦軍の 外信71 #02
同党首は、反ミロシェビッチ派のジュカノビッチ大統領が誕生し
た一九九七年の同連邦モンテネグロ共和国大統領選の際に「人民の
ための軍としての責務を果たすため、最大の影響力を行使した」と
述べ、当時もミロシェビッチ大統領の出動命令を拒否したことを示
唆した。
大統領選投票日を連邦軍の「戦いの日」と表現し「街頭で政権は
奪取できない」と発言したパブコビッチ現参謀長については「風見
鶏(かざみどり)だ」と述べ、大統領の指示に背く可能性があると
している。
同党首は昨年夏、コソボ紛争で北大西洋条約機構(NATO)と
対立すれば破滅的な結果を招くと大統領に進言して解任され、将軍
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の肩書をはく奪されたが、現役兵士に隠れた信奉者が多数いるとさ
れる。
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