投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 29 日 19:12:04:
09/29 07:37 エイズ感染者の雇用命じる 南ア航空に憲法裁 外信22 #01
【ヨハネスブルク28日共同】南アフリカの憲法裁判所は二十八
日、エイズウイルス(HIV)感染を理由に南ア航空から客室乗務
員としての採用を断られた男性がその見直しを求めた訴訟で、雇用
主はHIV感染を理由に採用を拒むことはできないとの判断を示し
、南ア航空に対して男性の採用を命じる判決を言い渡した。
国連エイズ合同計画(UNAIDS)の推計によると、南アのH
IV感染者は四百二十万人と世界最多。判決は今後、感染者に対す
る企業の対応に影響を与えそうだ。
(続) 000929 0738
[2000-09-29-07:37]
続き (改行で次文書 E:終了)
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09/29 07:38 エイズ感 外信22 #02
南ア通信などによると、この男性は一九九六年に客室乗務員を志
願し、採用の一歩手前で血液検査によりHIV感染が分かり、採用
を断られた。
男性の訴えに対して、一審のヨハネスブルク高裁は、ほかの航空
会社も同様の対応をしているとの南ア航空の主張を支持したが、憲
法裁は「南ア航空はHIV感染を理由に男性を差別したのは明らか
だ」と指摘、高裁判決を破棄した。
南ア航空の広報担当者は憲法裁の判決に従うと述べた。
(了) 000929 0738
[2000-09-29-07:38]