投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 29 日 10:18:04:
森喜朗首相のアキレス腱である買春疑惑。二十七日の参院本会議で、民主党の千葉景子議員から「潔白証明のため、警察資料の開示を求めては?」と問われたが、首相は「安易に公開すべきではない」との答え。もともと、自分が「検挙歴はない」として東京地裁に訴えているのに、一体何を恐れているのか!?
「理解不能だ。潔白を証明する唯一の方法をかたくなに拒否している。首相は最高の公人なのだから、国家の名誉のためにも堂々と『データを公開してほしい』と命じるべき。これでは検挙歴があることを暗に認めているようなもの」と語るのは民主党幹部。
確かに、東京地裁が求めた犯歴照会を警視庁が拒否しているため、首相の買春疑惑はますます深まっている。犯歴が存在しないなら「ない」といえばすむのだが、警視庁が「犯罪データは犯罪捜査のために…」などと理屈を並べるため、野党陣営では「何らかの圧力があったのでは?」と疑惑視しているのだ。
今後の国会追及が注目されるが、もう一つ、来月3日に迫った次回口頭弁論も見逃せない。被告である「噂の真相」が疑惑追及の新たな一手を打ってくる可能性があり、マスコミ各社は警戒体制を敷いている。
ただ、偶然なのか故意なのか、政府は同日、首相官邸でシドニー五輪で入賞した日本人選手の表彰式を行うことに決めた。女子マラソンの高橋尚子選手や女子柔道の田村亮子選手、男子柔道の井上康生選手といった金メダリストをはじめ、各競技の入賞者が勢ぞろいするのだ。
先の幹部は「まさか、メダリストの話題を提供することで、新聞やテレビで買春疑惑を大きく報道させない気では?」と、いぶかっている。