投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 26 日 13:13:17:
2000.09.26 Web posted at: 5:31 AM JST (2031 GMT) ロサンゼルス(AP)
9月第4週(22日から24日)の全米映画の興行成績は、現在日本で公開中の、大学を舞台にしたホラー「ルール」(1998)の続編「Urban Legends: Final Cut」と、ホラーの傑作「エクソシスト」(1973)の完全版が、上位を独占した。「エクソシスト/ディレクターズ・カット版」(日本公開は10月上旬)は、公開当時あまりにも過激過ぎるという理由でカットされた15分の未公開映像が注目されている。
1位の「Urban…」は、ティーンエージャーに人気が定着しているスラッシャー映画ということもあって、予想通りの人気を示した。「ラストサマー」(1997)、「ラストサマー2」(1998)のニール・H・モリッツ製作で、2年前の全米公開当時3900万ドル(約42億円)を売り上げた「ルール」の続編ということで、1400万ドル(約15億円)の製作費をかけたという。
15日に公開された「Almost Famous」は、先週8位から3位に浮上し、大健闘中。青春映画の佳作「セイ・エニシング」(1989)や、トム・クルーズ主演のヒット作「ザ・エージェント」(1996)の監督キャメロン・クロウの少年時代を描いたフィクションで、16歳のときに音楽雑誌「ローリング・ストーン」のライターをしていたころの様子が、70年代のノスタルジックな映像と音楽にのせて甘く切なく描かれている。今のところ全米1193館の上映のみだが、すでに700万ドル(約7億6000万円)以上の興行収入を得ている。
4位は、チアリーダーを描いた学園コメディー「Bring It On」。5位は、前週1位だったキアヌ・リーヴス主演のスリラー「ザ・ウォッチャー」。
22日に公開された、ペネロペ・クルス主演のロマンティック・コメディー「ウーマン・オン・トップ」(日本公開は12月中旬)は、全米1085館のみの上映ながら、10位と健闘している。
29日には、デンゼル・ワシントンの新作「Remember the Titans」が公開を控えており、今週末は、ますます多くの人が映画館へ足を運ぶことが期待されている。
★この映画を監修しているのが、トリノ在住の数少ない跋魔師(悪魔祓い師)の資格をもった神父、ガディット師(故人)であるということは日本のカトリック界では全く知られていない。ガディット師は奇跡を連発した有名な福者ピオ神父(故人)の親友であったが、このことも全く知られていない。ガティット神父のこの映画への感想は「おおむね良くできている」だったそうである。ガティット神父自身は、地元の司教にむりやりエクソシストに任命されるまでは、もともと悪魔祓など信じていなかったそうで、カトリックの悪魔払いに精神科医との提携を導入するなど、当時としては画期的なエクソシズム改革を行った人物である。