投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 26 日 00:26:25:
バイオテクノロジー関連のテキサスジェノミクスジャパン(東京、山田禎浩社長、03・3560・6461)は来年1月にも、人工的に合成したデオキシリボ核酸(DNA)の製造を始める。米テキサス大学などが開発したDNA合成装置を導入し、従来の半額程度に価格を抑える。受注した翌日に納入する体制も整える。低価格・即時納入を武器に、バイオ研究に携わる企業や大学、研究機関に販売する。合成装置の販売や研究受託なども手掛け、2003年3月期に売上高3億5000万円を見込む。
このほどDNA合成装置のアジア太平洋地域での独占輸入販売権を取得した。合成装置はDNAを合成する機構を従来とは異なる仕組みにして、処理能力を三倍以上に高めた一方、原料を有効に利用できるようにした。装置を管理する要員はあまり増えなくて済む。塩基などの原料の使用量も5分の1にとどまり、DNA1単位当たりの価格は従来の100-130円の半分程度になる。